毎年、両親巻き添えにして、悩んでいるなんてことないでしょうか。
特に工作なんかは人気のひとつですが、親がはりきりすぎて、できた作品が立派すぎ・・・なんてこと、わたしの学生時代にも多くありました。
しかし、自由研究にも、「これだけはやってはいけない」という決まりがあるのです。
多くの方はこういったことはされてないでしょうが、せっかくの子供さんの努力も無駄にしないために… 研究テーマを決めるその前に、しっかりチェックして下さいね!
■夏休み 自由研究 〜市販の「工作キット」は、そのまま使わない。
夏休み前の保護者会などで、自由研究についての説明があるとき、多くの先生が口を揃えていうのが「研究テーマは自由ですが、やはり市販の工作キットを組み立てただけというのはちょっと…」ということです。
当たり前の話ですが、夏休み明け、自由研究の展示会などがあると、1校につき3〜4人、まったく同じ製作キットで仕上げた模型などを毎年見かけるのです。
もし、市販の製作キットを使うなら、周りや色あい、付属品などに気をくばり、「いかにもキットで作りました」というのは避けてください。
■夏休み 自由研究 〜運搬することも考えましょう。
自由研究は、学校まで運びこみます。そのため、あまりに大型の作品は、運搬中に壊れてしまうこともよくあるもの。作品を作るときには、その後のことも少し頭において製作するとよいでしょう。
■夏休み 自由研究 〜展示場所を考えましょう。
小学生でもパソコンを操れる時代ですが、自由研究としてホームページなどを作っても、展示することはできません。学校の教室のような空間では、”模造紙”に書かれた作品や、工作などが、一番映えます。今も昔もかわりません。
学校の展示場では、パソコンなどは置かれていません。そのことをお忘れなく・・・
今年の夏休みの自由研究は、キットをうまいこと使いこなしながら、ほどよく自分の作品に作り変えてゆき、目立ってみてはいかがでしょうか。
そして、あまり、親御さんが作りこまないように、注意ですよ。
【関連する記事】